サンナ・マリン/訳:久山葉子/訳:服部久美子『行動こそ希望! 34歳、一国を率いる』9月28日(月)発売。
就任当時、世界最年少の首相で、率いる連立政権5党の党首は5人とも女性。うち4人は35歳以下だった。
就任直後の新型コロナウイルスのパンデミックをうまく乗り切り、ロシアのウクライナ侵攻後は史上最速でNATOへの加盟を果たすなど敏腕ぶりを発揮する。
フィンランドでは政治家の報酬は企業より低いのに、国民の幸福を第一に考えて必死に働く姿は感動的だ。
自身が政治家になれたのは、「フィンランドが福祉国家だからこそ」と語る彼女は、不屈の精神で、新しい時代のリーダーシップを示した。
パーティーで踊っている動画が流出、非難されるが、かえって世界中の女性の共感と支持を得たことについても触れている。
本書は「行動への呼びかけ」でもある。私たちにも世界の現実を変えられると伝えてくれ、読めば勇気が湧いてくる。
ジェンダーギャップ指数、幸福度ランキングでフィンランドと大きな差がある日本。それはなぜか、どうすれば変えることができるのか。彼女の物語から考えさせられる。
18カ国で出版。