姫野カオルコ『うわべの名画座 顔から見直す13章』8月26日(火)発売。

昭和、平成、令和と私たちは何を見て、何を見逃してきたのか?
古今東西の作品に表れたさまざまな「顔」が浮き彫りにする時代の欲望と心理とは――。
「姫野さんの顔面批評、最高です! 読むと絶対あの映画が見たくなります。」――文芸評論家・三宅香帆氏

人の「顔色」を窺い、「顔」を窺い続けてきた、「顔見道(かおみどう)」60年の作家・姫野カオルコが、《いまだに人の顔色を窺って窺って暮らしている》からこそ見える「顔」と、顔を通して見える時代、社会、人間のありようを、鋭く、可笑しく、愛を込めて綴る。
確かな観察眼と独自の美意識あふれる、顔×映画・ロボット・漫画・etcの随筆集。