著者:バリー・ランセット/訳:白石 朗『トーキョー・キル』11月25日(金)発売。 

日本に精通したアメリカ人作家による本格ハードボイルド、私立探偵ジム・ブローディシリーズ第2弾。
知られざる日中戦争の歴史の闇をめぐり、横浜中華街、フロリダ、バルバドスと世界を駆け巡る本作は、優れたエンターテインメントとしてアメリカ私立探偵作家クラブ賞(シェイマス賞)最優秀長篇賞最終候補作になるとともに、「フォーブス」誌のアジア諸国首脳の必読書に選定されるなど、各方面で高い評価を受けています。
【あらすじ】
「生命に危険を感じて怯えた三浦晃がわたしたちの事務所のドアを叩いた時点で、すでに死者は八人を数えていた」──休暇を娘と過ごすために日本に戻っていたジム・ブローディのもとに老人が現れ、命を狙われているので身辺警護をしてほしいという。男は旧日本陸軍の兵士で、すでに戦友二人が殺されており、その手口は中国の秘密結社のものと思われるという。一方ブローディは、高名な禅僧にして絵師である仙厓義凡の幻の逸品の行方を追っていた。捜査を進めていくうちに、一見異なるこの二つの出来事が、実は第二次世界大戦中の日中間の秘められた歴史とつながっていることが判明する……。横浜中華街、フロリダ、バルバドスと各地を縦横に駆け巡り、知られざる日中戦争の歴史の闇に迫っていく──。