西方ちひろ『ミャンマー、優しい市民はなぜ武器を手にしたのか』9月26日(金)発売。
選挙で民主主義政党に大敗したミャンマー国軍は、2021年2月、軍事クーデターを起こし全ての国家権力を握った。民意で選ばれた議員たちは拘束され、ミャンマーの人々は数年前にようやく手にした民主主義と自由を奪われる。
市民は最初、徹底した非暴力で抵抗を示した。しかし軍はそんな市民たちを虐殺し始める――。
国際協力のためにヤンゴンに住んでいた著者は、ミャンマー市民の闘いぶりをSNSで発信した。自由と民主主義を取り戻そうと奮闘する人々のひたむきな想いを、一人でも多くの日本人に伝え、ミャンマー市民とともに立ち上がってくれる人を増やすために。
闘いはまだ終わらない。終章には軍に抵抗する民主派の武装組織の兵士たち、日本で働く人たちの言葉なども掲載。ミャンマー市民たちの今を伝えている。
金井真紀(文筆家・イラストレーター)さん推薦!
「涙が出る。ミャンマーの人がかわいそうだからじゃない、あまりにも勇敢だから」
高野秀行さん(ノンフィクション作家)推薦!
「ミャンマーウォッチャーの私が強烈にお勧めしたい、反軍・民主化闘争のベスト本」