千早茜『なみまの わるい食べもの』5月26日(月)発売。
直木賞の舞台裏、再婚、猫との暮らし……
偏屈食貴族、不惑からの「初体験」の日々。
――「わるい食べもの」の目指すところは、偏見や雑音に負けず、身体に悪いとされるものでも、世の中から悪いと糾弾されても、自分が好きなものを好きに食べる「わるいやつ」でいることだ。だとすると、個人の食の自由が完全に認められる世の中になったら、私の食べ方は「わるい」ものではなくなる。それが「わるい食べもの」が終了、もしくは成仏するときだ。(本文より)
鋭い視点と繊細な描写で、世の食いしん坊たちから熱い支持を集める人気Web連載に、描き下ろし2篇を追加して書籍化。
北澤平祐氏の挿絵も満載! シリーズ第4弾ながら、この巻から読んでも楽しめます。